こんにちは、麻生です。

これまでブログやメルマガで一切公表してきませんでしたが、
私は10万人に一人の確率でかかる心臓病を患っています。

本当は言うつもりなかったんですけど、
色々と伝えたいことがあったので、
今回、初めてその話題について触れたいと思います。

30年前だったら死んでいた。

軽く経緯を説明すると、
私は先天性の心臓病を患って生まれてきました。

心室中隔欠損肺動脈閉鎖という病気で、
詳しい説明は省きますが、
生まれたのが30年早かったら、
死んでいた可能性の方が高かったそうです。

 

生まれてすぐと5歳(幼稚園の年中の時)、
そして小学校5年から6年に上がる春休みに
計3回、大きな手術をしました。

幼稚園の頃までは身体が本当に弱く、
親に聞いた話ですが、
幼稚園の入園式には、
父親に抱えられて行ったそうです。

これは幼稚園の時の写真です。

術後のため胸にはガーゼを、
手には点滴がつけられています。

(苦手な人はすみません)

1ヶ月から2ヶ月ほど入院しましたが、
現代医療のおかげで無事に完治しました。

 

今は半年から1年に一回定期検査に行くだけで、
ほとんど健常者と変わらない生活を送っています。

強いて言うなら、
タバコとマラソン運動だけ禁止されています。

まぁタバコは吸っても害になるだけなので、
禁止されていて良かったと思いますし、
(誘われても断る理由があるので)

テニスを10年以上していたように、
極度の強い運動以外は普通にできます。

なので、今は何ら不自由なく生活しています。

なぜ今回、敢えて公表したのか?

これまで5年近くメルマガを書いていますが、
今まで一切、心臓病の話はしてきませんでした。

それは先ほども言ったように、
今はほぼ完治していて、
健常者と同じ生活を送っているからです。

 

リアルで会った人にも、
自分から言わなければ一切バレません。

それをわざわざ自分から言って、
変な心配されるのが嫌だったんですよね。

病気をネタにしているみたいな・・・

けど、今回、敢えて公表したのは、
この経験を発信することで、
何かしら伝えられることがあると思ったからです。

10万人に一人ってなかなかいないですからね。

 

年収1億円の割合が日本の総人口だと、
約5000人に一人の割合でいるみたいなので、
その20倍の確率の病気を持って生まれたことになります。

そう考えると、年収1億円とか余裕やん。
という謎の自信を今は持っています。笑

あとですね。私は普段、ブログやメルマガで、
「情報発信するなら辛い過去を公表した方がいですよ」
と言っています。

それは辛い過去を公開した方が、
同じような境遇の人に共感されて、
ファンになり、ビジネスが拡大するからです。

 

私も会社員生活に疑問を持った話、
コミュ障で友達がいなかった話、
テニスを頑張ったけど勝てなかった話。

など、辛い過去は色々公開していました。

 

ただ、心臓病の話は
なんか公開する気にならなかったんですよね。

それは先ほど書いたように、
すでにある程度、完治していること、
心配されるのが嫌だったことが理由にあります。

けど、読者さんに「辛い過去を発信しよう」
と言っている自分が、
それを隠していたらダメだと思い、
今回、公開してみたという流れです。

恩人との再会。無限の樹形図の話。

半年〜1年ほどに一回、
定期検査のため地元の病院に通っているのですが、
先日、検査に行ったら、
私の心臓を治してくれた先生とばったり出会いました。

 

その日はMRIという検査で、
心臓に異常がないか見てもらったのですが、

1時間ほどの検査が終わった時に、
外に出ると生まれてすぐと、
幼稚園の時に手術してくれた
お医者さんがたまたまいたんですよね。

 

当時の記憶はほとんどないですし、
その先生も今は70歳を超えていていますが、
面影は残っていて、
「俺はこの人に助けられたんだな」
となんとも言えない気持ちになりました。

(退院後、初めて会いました)

 

もしこの先生がいなければ、
今の自分は存在していないかもしれないと思うと、
ありきたりな言葉ですが、
人は一人で生きていけないんだなと思いました。

(親から聞きましたが、
手術は10時間にも及んでいたそうです)

だからこそ、今思うのは、
「自分も誰かの為に生きないといけない」ということです。

好きな漫画の一つに、
最上の名医という医療漫画があります。

 

この漫画の中で主人公の主人公の西條命は、

『子供のいのちを救うことは、未来を創ることだ』

『子供はひとりに見えてひとりじゃない。
ひとりの子供がまた子供を産み、
その子供がまた次の子供を産む
どこまでも広がる無限の樹形図だ・・・。

・・・医者は目の前の患者だけではなく、
その家族や子孫の繋がりである「無限の樹形図」を救うことなのだ』

と語ります。

この「無限の樹形図」理論ですが、
まさにこれを体現することが、
人間の役目なんじゃないかと思うわけです。

医療によって命を救われましたのと同様に、
ビジネスを通して、
誰かの人生に影響を与えられたらと思います。

数あるビジネスの中で、
情報発信ビジネスを選んだのは、
最も他人に影響を与えれると思ったからです。

人間って触れる情報によって、
人生が大きく決まります。

たとえ同じ能力の人間がいたとしても、
「お前はダメな人間だ」
と言われ続けた人間と、

「君は天才だからなんでもできるよ」
と褒められ続けた人間なら、

全く違った人生を歩むことになります。

私は情報発信を通じてお金を稼ぐ方法を教えています。

私の読者さんはビジネス系の発信だけでなく、
筋トレ、英語、恋愛、コミュ力、食事、夫婦関係etc
いろんな分野で発信しているのですが、
これって無限の樹形図そのものだと思っています。

私一人では小さな力しかありませんが、
私の情報を得たお客さんが色んなジャンルで活躍し、
より多くの人間に影響を与えているわけです。

もちろん、頑張っているのは読者さんなので、
私の手柄とは思いませんが、
こうやって無限の樹形図を広げることが、
今の私にできることなんじゃないかと思っています。

綺麗事に聞こえるかもしれませんが、
そんな思いで情報発信をしています。

コンプレックスは神様からの最高の贈り物

余談ですが、私は心臓病を抱えて
生まれてきたことを一切苦に思っていません。

むしろ、病気になっていて良かったなと思っています。

なぜなのかというと、
心臓病を患うことで努力耐性がついたからです。

 

誰にでも一つや二つは長所があると思いますが、
(ないと思っている人は、気づいていないだけ)

私の一番の長所は、一度やると決めたら
死んでも諦めない忍耐力だと思っています。

 

中学から大学までテニスをしていましたが、
大学3年の頃まではほとんど試合に勝てませんでした。

普通ならとっくの昔に諦めるところを、
上手くなれると信じて、
10年近く練習し続けていたのです。

結果的にテニスを始めて9年目で、
県一位の選手に勝てるまでになりました。

高校までは県大会すら出場できなかったので、
かなりの進歩です。

 

またビジネスを開始してからも、
いきなり50万円の詐欺に騙されたり、
半年で売り上げ3万円だったり、
ある程度、稼いでからも、
売り上げがほとんど伸びない時期がありましたが、

それでもビジネスを続けましたし、
おかげで今は年収7000万円を突破、
累計売上も3億を超えました。

これ周りの人に言ったら驚かれるのですが、
もしビジネスを開始して10年間、
結果が出なかったとしても、
成功するまで続けてる覚悟でいました。

・・・とそんな感じで、
一度決めたらやり続ける忍耐力が私にはあります。

 

で、これって何がきかっけなのかな
と考えてみたら、
心臓病のおかげだったんですよね。

術後、一週間ほどは絶対安静なので、
ICU(集中治療室)で生活することになります。

 

幼稚園の時、手術した後ICUに行くと、
食事は禁止で水だけの生活を強いられました。
(栄養補給は点滴でします)

あまり当時のことは覚えていませんが、
ICUでの生活は何となく覚えています。

お腹は減るし、退屈だし、
あれほど長い『無』の時間は
未だに味わったことがありません。

起きれないのでテレビを見ることもできず、
ただただ看護師さんの声が聞こえるだけです。

あとは喉が乾くので、
氷が欲しいとひたすら言っていました。

(一気に水を飲むのも心臓に悪いので、
氷を少しずつ舐めるのだけ許されていました)

 

漫画ワンピースのインペルダウン編で、
最も凶悪な犯罪者たちは無限地獄を食らいますが、
当時のことを思い出すと、
何もすることがない時間ほど苦痛なことはないと思います。

ICUから出た後も頻繁に採血をしたり、
運動強度を図る検査をしたりしていました。

そんな感じで、子供の頃は、
ひたすら耐えることをしてきたので、
忍耐力は人一倍ついたのかなと思っています。

 

世の中って上手くできていて、
長所と短所って表裏一体なんですよね。

確かに心臓病で生まれたことで、
子供の頃はできることが限られていましたし、
採血など痛い思いもかなりしましたが、
そのおかげで忍耐力がつきました。

もし忍耐力がなければ、
ビジネスで成功できなかったかもしれません。

まぁコンテンツ販売で月100万円レベル稼ぐだけなら、
半年、1年で到達できるので、
そこまで忍耐力はいらないかもしれませんが、

それでも何があっても諦めない
という力を手に入れられたのは良かったと思っています。

 

ピンチはチャンスという言葉の通り、
辛い経験というのは、
その人次第で成功の種にもなります。

だからこそ、今、辛い生活を送っている人も、
チャンスと捉えるようにして欲しいなと思います。

人間はいつ死ぬか分からない。

私はダラダラと生きるのが嫌いです。

今はビジネスを自動化したので、
昼間で寝ていいし、
田舎でのんびり過ごすこともできるし、
漫画やYouTube、Netflixなどを見て、
ゴロゴロと過ごすこともできます。

しかし、私は毎朝7時には起きていますし、
新規事業を立ち上げたり、
書籍を読み漁ったり、
旅行に行ったり、
格上の人間に会ったり、
とにかく成長することに力を割いています。

 

それは、「人間はいつ死ぬかわからない」
ということをリアルに体験したからだと思います。

それこそ生まれるのがあと30年早かったら、
まだ医療が発達しておらず、
私は生まれてすぐに死んでいた可能性もあります。

 

また私が入院していた病棟は、
同じように難病の子供が多かったです。

術後、体調がだいぶマシになってからは、
私はひたすらゲームをしていたのですが、
当時、一緒にゲームをしていた子がいます。

けど、その子は中学生になる前に、
病気が悪化して亡くなってしまいました。

そんな経験があるからこそ、
ダラダラと生きることはしたくないし、
なんとなく生きている人が多い今の世の中をみると、
もったいないなと思ってしまいます。

 

病気だけでなく、地震や津波のように、
ある日、いきなり命を落とす可能性もあります。

地球に生きている以上、
それはどうしようもないことなので、

私たちができることは、
毎日を一生懸命生きることです。

しかし、多くの人間は、
やりがいもない仕事をして、
なんとなく毎日を生きているだけです。

それはすごくもったいないと思ってしまいます。

その根本を考えると
「そもそも自力で稼ぐ方法が分からないから」
というところに辿り着きます。

自力でお金を稼ぎ、
時間とお金に縛られない生活が手に入るなら、
人間はもっと能動的に生き、
毎日を楽しく過ごせるようになるはずです。

私は運良く、お金を効率良く稼ぐ方法を学びました。

その方法を発信することで、
一人でも多くの方の人生に影響を与えられたら嬉しいです。

というわけで、
最後まで読んでいただきありがとうございました。

何かしたら伝わったら嬉しいです。

私もまだまだ偉そうに語れる立場ではないので、
これからも自分にできることをして、
少しでも世の中の役に立ちたいと思います。